1. 僕が“守りの高配当株”としてNTTを重視する理由
三菱商事のような景気連動型の高配当株を「攻め」とするなら、
NTTは完全に**“守りの高配当株”**です。
理由はシンプル。
通信は景気に左右されにくい生活インフラだからです。
電気・水道に近い存在で、需要が急減しにくいビジネスモデルを持っています。
実際、2025年度中間決算では
営業収益・営業利益ともに増加し、過去最高水準の売上を更新しています。fy2025q2kessan1104
2. 中間決算の結論:業績は「安定増益」
| 指標 | 実績 | 前年比 |
|---|---|---|
| 営業収益 | 6兆7,727億円 | +2.8% |
| 営業利益 | 9,450億円 | +2.7% |
| 当社帰属中間利益 | 5,956億円 | +7.4% |
| EPS | 6.60円 → 7.20円 | 増加 |
売上・利益ともに増加。
特に注目すべきはEPS(1株あたり利益)の増加です。fy2025q2kessan1104
これは「株主1人あたりの取り分が増えている」ことを意味します。
3. 配当は本当に続くのか?
■ 中間配当は増配
- 中間配当:2.65円(増配)
- 年間配当予想:5.3円
- 15期連続増配予定
こうした「減配しない方針」を理解するには累進配当の仕組みが重要です。
・ 累進配当記事へ
これは実質的に「累進配当型」と言える動きです。
配当の水準を判断するうえで重要なのが「配当利回り」という考え方です。
4. 配当を支える“現金”を見る
高配当が続くかどうかは「利益」ではなくキャッシュフローで決まります。
NTTは営業活動から大量の現金を生み出し、
投資を行った後でもフリーキャッシュフローを確保しています。
配当支払いもこの現金の範囲内で行われています。251104
つまり
**「借金して配当」ではなく「稼いだ現金で配当」**の状態。
企業が無理をしていないかを見る指標が配当性向です。
・ 配当性向記事へ
5. 財務の安全性
総資産は増加し、通信インフラという安定資産が中心。
短期的な景気変動で業績が急落する構造ではありません。fy2025q2kessan1104
これはインカム投資家にとって大きな安心材料です。
6. NTTのリスクも理解しておく
もちろん無敵ではありません。
- 設備投資負担(5G・データセンター)
- 通信料金規制
- 技術革新による競争激化
ただし、NTTは国内最大の通信インフラ企業。
競争環境が変わっても即崩れる構造ではありません。
7. 結論:NTTは“守備型の高配当株”
三菱商事=攻め
NTT=守り
三菱商事のような景気連動型銘柄と組み合わせることで、攻守バランスが整います。
・ 三菱商事記事へ
この2銘柄を組み合わせると、ポートフォリオは一気に安定します。
NTTは
✔ 業績安定
✔ 増益
✔ 増配継続
✔ キャッシュ十分
高配当株としての安全性は極めて高いと僕は判断しています。
免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
